情報処理関連資格
吉備国際大学の学生のみなさんにお勧めの情報処理関連資格を以下の通りまとめました。
1. 情報処理技術者試験(経済産業省所管国家資格)
- 比較的手が出しやすい割には就活で評価されるのはこの中のITパスポート試験です。3ヶ月頑張れば合格できます。受験料は7,500円(税込)でバウチャーチケット購入で一括払いでき、全国のIT系専門学校等で試験を実施しています。CBT形式の試験で資格の有効期限はありません。
- このITパスポート試験は経済産業省所管国家資格で、実施は情報処理推進機構(https://www.ipa.go.jp/)です。令和4年度のITパスポート試験受験者は231,526人で合格者119,495人ですから、合格率は6%です。
- 民間サイトITパスポート試験ドッドコム(http://www.itpassportsiken.com/)が参考に
なります。 - IT関係に就職するなら、さらに基本情報技術者試験を目指しましょう。
半年~1年勉強が必要です。IT関連営業職を目指す場合は、企業としてまず取得してほしい資格となっています。
2.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)(民間資格)
- 海外でも通用する資格です。就活の評価にはなりにくいですが、就職してから役に立ちます。
- 『全国一斉試験』と『随時試験』の2つの受験方法があります。申込方法が異なるだけで、受験料、試験内容、合格認定証はすべて同じです。学割があり、一般受験より全科目2,000円引きになり、詳細は以下の通りです。
MOS 365&2019/MOS 2016(一般レベル): 8,580円(学割税込)
MOS 365&2019/MOS 2016(上級レベル): 10,780円(学割税込)
- 全国一斉試験では、月2回ほど行われています。認定試験校では、随時試験を行っています。CBT形式の試験で、資格の有効期限はありません。合格率等は非公開となっています。
- 各ソフトについて1ヶ月ずつ自習で頑張れば合格できます。エクステンションセンターで受講することも可能です。
- オデッセイコミュニケーション(http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html)がマイクロソフトの代理店として運営しています。
3.J検(情報検定)(文部科学省後援)
- 科目ごとに合格証が発行されるので受けやすい資格です。
- 職業教育・キャリア教育財団(http://jken.sgec.or.jp/index.html)が運営しています。
- CBT試験とペーパー試験いずれかを選択できます。
- CBT試験については、こちら https://jken.sgec.or.jp/cbt/index.html を参照。
4.タイピング
- タイピング資格紹介サイト(http://shadow.cside1.com/typing/sikaku.htm)が参考になります。
- 日本語ワープロ検定(http://www.goukaku.ne.jp/test_wordpro.html)やビジネスクラスパソコン速記検定試験(速記者認定)などの資格があります。
- タイピングは資格を持っていないとできない業務ではなく、履歴書に書いても就職に有利になることはあまりありません。「面接の話題のひとつ」か「自己満足」と考えた方が無難です。ただし就職先がデータ入力などなら持っていても良い資格です。
5.日商簿記
- 2級は工業簿記を含むので、レベルは高くなりますが、持っていれば就活には有利です。
- 企業の会計システムなどを設計する時は、お金の計算など簿記の知識が必要なので、IT関連でも実務に役に立つ資格としても持っていた方がいいでしょう。
6.日商PC検定
- http://www.kentei.ne.jp/pc/
次のアドレスはIT系の資格の難易度をまとめたサイトです。参考にしてください。
資格の難易度
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