マルウェアやパソコンの不正アクセス対策について

悪意あるコンピュータ・プログラムは、マルウェアと呼ばれます。コンピュータウィルスやトロイの木馬など機能によってより詳細な分類がありますが、この分類は情報セキュリティに関わる授業などで確認してください。マルウェアはますます巧妙となり、人間の目視だけで防ぐことが難しくなっています。また、悪意を持って、インターネット経由でパソコンやスマホに侵入する(この侵入行為は、現在不正アクセスと呼ばれます)人々がいます。

インターネットに接続したり、ほかのコンピュータやスマホとデータのやり取りをしたりするパソコンやスマホは、十分なセキュリティ対策を行う必要があります。大学のネットワーク環境に接続する場合、マルウェア対策を行うことが必須とされています。必携パソコンの大学ネットワーク環境への接続設定の際に、指導があります。

Windows8 以降は標準でインターネットセキュリティ機能が組み込み済みですので、マイクロソフト社は市販のセキュリティ対策ソフトを買わなくても、Windowsのセキュリティ機能(マルウェア対策機能と不正アクセスを防ぐファイヤウォール機能などの組み合わせ)で安全性が保たれると主張しています。Windowsパソコンを利用する人は、Windowsのセキュリティ機能を有効にしておくようにしましょう。

マルウェア対策ソフトウェア(ワクチンソフト、アンチウィルスソフト)や、総合的なインターネット接続にかかわる安全を守るインターネットセキュリティソフトをインストールすることも推奨されます。Windowsの標準機能よりもより高度な機能を提供するものが多いです。新しいマルウェアや攻撃手法に対応するため、これらのソフトは毎年更新しましょう。

MacOSのパソコンについては、大学推奨のセキュリティソフトをインストールすることができます(無料)。詳細は、学部の情報教育センター分室員の教員か情報システム課に問い合わせてください。